どうも!現在病院に勤務している調理師のワナロです!
私は病院調理師になる前までは、飲食店のアルバイトを8年ほど勤めておりました
いわゆるフリーターってやつですね
なぜ8年もアルバイトしていたかって言うと、居心地が良かったのと辞め辛かったから
もっと早く決心して転職していれば、4年くらいは無駄にせずに済んだなぁ…と後悔もあります
キャリアは積めたし、貯金ももっと出来てただろうし、自由な時間も多かったはず!
今回は飲食アルバイトだった自分が転職して病院調理師になって良かったことについて記していきます!
料理人歴14年の手抜き調理師ワナロです、市販の調味料や冷凍食品を利用して最大限楽をして美味しい料理を夕飯で出すための努力をしています
毎日夕飯を作る人が少しでも楽になればと考えて記事を書いてます!
なお当サイト、ページにはアフィリエイトのPR等もさせていただいています!
そもそも飲食アルバイトを始めたのは調理師免許が欲しかった為
まずはなぜ飲食アルバイトを8年も勤めていたかについて話していきます
私が勤めていた飲食店は、ローカルチェーンのハンバーグ専門のファミレスでした
お肉料理が好きだったのと、調理師免許がほしかったのと家から近かったので選びました
調理師免許は厨房での実務経験が2年以上で勤務時間が6時間以上、週4日以上で勤務していれば取得可能です
なのでアルバイトでも取れる国家資格なので、学校行って取るよりお金稼いで取得しようと思い飲食アルバイトを選びました
実際3年くらいで面倒な手続きなんかもありましたが、無事取得
その後1年くらいダラダラ働いて、そろそろ就職するか!と思って個人経営系の居酒屋へ就活
あっさり受かりました
で す が
ここの店長兼社長がめちゃめちゃ私とソリが合わない、指示のだし方とかが生理的に受付ませんでした
なので試用期間内ということもあり2日で辞退させてもらい、また元の店のアルバイトに戻りました
仕事がツライなら耐えられるけど、一緒に働く人間に嫌悪感が沸くのはマジで無理
合わない人間関係が見えたならスパっと辞めるのはお互いの為になるね
そしてここから第二幕フルタイムブラック飲食アルバイター誕生になります
就職に失敗してアルバイトの時間を増やす
実際ふつうの飲食店では調理師免許はあんまり役に立ちません
あ~調理師免許あるのね~ 程度
ここでワナロ氏は大きな失敗をします
給料たりないならお昼だけ出てたバイトの時間増やせばいいのでは?
はい、大失敗です
バイトの時間を増やして出られる時間、日数を増やすとこんなことになります
- いっぱい仕事出てもらえて助かる!
- うちの店にいなくてはならない存在だ!
- シフト代わってもらえるからありがたい!
- 出勤日数と時間が増えたからお金が多くもらえるよ!やったね!
超感謝されましたね
給料も増えました
特にパートさん達がいなくなるお盆、正月、ゴールデンウィークなんかは仕事出まくってました
結果として目に見えて月給は上がりましたし、一緒に働く仲間たちからは感謝もされました
いいことのように見えますが、これがメチャクチャやばい!
給料は増えたのでクレジットカードで買いたいものを買う→来月も稼がなければならなくなる
仕事をメインで回していたので辞め辛い空気になる→いつまでたっても辞めますと言い出せなくなる
中途半端に生活レベルを上げてしまった結果抜け出せない地獄が発生
この時わたしバイクのローンも組んでしまいました
ここらへんは自分が実家暮らしで危機感がなかったのも原因ですね
いつ辞めたらいいかわからない状態になっていました
さらにここで、毎日いっぱい働いてる自分は偉いみたいな人格が出てきてクソ人間が出来上がります
職場に被害をもたらすブラックアルバイターの誕生です
こうなってくると自分がやった方が早い、自分の方がうまく仕事できるといったような意識が芽生えて自分でなんでもこなすようになっていきます
結果周囲の人間は成長せずに自分だけフルパワーで働くという最悪の悪循環に……
一緒に働いている人が成長しないと自分はいつまでたっても楽になれないし、辞めることもできません
ですが、ここまでくると止まれません
ひとり全力で長時間労働して周囲にイライラしながら働き続けるブラックアルバイターの完成です
ブラックアルバイター脱却
正直ここまでブラックアルバイターになってくると、もう自分にとっても店にとっても利益がなくなってきます
人は育たないし、給料が上がらない中でもがき続けるクソ人間がいる状態ですから
では、どうやって脱却したか?
自分より性格悪いブラックアルバイターが出てきたからです
人の振り見て我が振り直せ 今になってこの言葉の重要さを実感できます
私は心の中でこそ、いっぱい働く自分偉い!みたいな精神がでていましたが口にまでは出していませんでした
でも第二のブラックアルバイターは若い事もあってか、自分は偉い!な態度や仕事できる!という態度、口調を頻繁に出していました
第二のブラックアルバイターは、私を遥かに凌ぐブラックアルバイターだったのです
ここで私はこのままではいけない!転職しよう!と決意できました
変わろう……新しい職場で変わるんだ……
幸か不幸か上位ブラックアルバイターが発生したことによって辞めやすくなった私は、転職サイトを見て最寄りの病院の調理師募集を発見
店長に転職の相談、説得、納得させて無事退社することができました
- 将来の不安
- 調理師免許が無駄になっている気がすること
- 給料面の不満
ここまで書いてきて、だれが悪かったのか
店長?仕事ができない人?違いますよね
自分が悪いんですよ
ダラダラとアルバイト続けたのも自分の意志だし、いつまでも転職する決断しなかったのも自分
辞めにくい環境にして自分を追い込んだのも、自分なのです
このアルバイト経験8年は得るものも多かったですが、もっと早く決断して転職したほうが後悔がなかったと思います
転職、病院勤務の調理師に
ここからが本題の転職して変わったことなどを記述していきます
就職先を探すために私が探した条件がいくつかあります
- 家から近い職場
- 調理師免許を持っていることでの給与面の優遇
- 現在アルバイト給与より総合的な月給が高くなる
- 社会保障はちゃんとある
募集要項と睨めっこしながら探してベストマッチな募集を発見
- 家から車で5分
- 病院内での調理師募集
- 給料は最低21万から
- 社保完備、週休2日
電話をすぐにして面接になりました
受かるかどうかが運命の分かれ道……!なんて緊張していたんですが、もう面接したし合格です 的な話をされました
これにはガチガチに緊張してた私も拍子抜け
どうも早朝勤務で働いていた調理師さんが2人ほど辞めてしまったらしくて穴埋めで募集をかけていた模様、面接ですぐにシフトの話もされました
転職して変わったこと:給料
まず給料が全然変わりました
アルバイトの頃は時給950円で働いてました
3年ほど経過してちょっぴり上がって980円ただし全員一律で上がったので、自分に対しての評価とかではなく職場のモチベーションアップとして行われた内容でした
転職先の病院ではどうかというと時給換算1,572円
転職時の年齢が29だったので年齢的な考慮もしてもらい少し高めに設定してくれたらしいです
1時間あたり600円近く違いが出るというの衝撃がワナロを襲いました
同じ時間働くなら時給がいいに決まっている
ああ、早く転職しときゃよかった……と
総支給金額 | 出勤時間 | 手取り金額 | |
バイト時代 | 206,148円 | 201時間30分 | 191,568 |
病院調理師の現在 | 264,106円 | 168時間 | 220,181 |
バイト時代の出勤時間は、あくまでも出勤時間であって拘束時間ではありません
バイト時代は朝からでて昼まで仕事して夕方までは休憩というのが普通だったので実質の拘束時間は201時間では収まらないでしょう
さらに!バイト時代の給料からは国民年金が払われていないので、手取りの191,568円からさらに15,000円ほど自分で払う必要も出てきます
私は転職して一番良かったことは、給料だと実感できてます!
転職して変わったこと:労働時間
バイト勤務の頃は朝の9時半〜夜の10時くらいまで仕事していたのが平均時間でした
病院勤務に変わってからは、早朝勤務なのもありますが朝の4時〜昼の12時までの仕事になりました
朝早いのは最初きつかったですが、慣れてしまうと昼12時で仕事上がれるのは超便利です
- 午後は完全フリー
- 早朝に強くなった
- 仕事が終わった後に自分の用事を済ませやすい
- 仕事終わった後に遊びに行くことも可能
午後は完全にフリーになるので、銀行、市役所、病院に行くなど普通の時間帯に勤務している社会人では仕事上がりにできないことができます
病院に行くのにわざわざ休みを取る必要もないし、仕事帰りに銀行、市役所にアクセスして用事を済ませることができるのです
仕事終わりに遊びに行くことについては、自分はキャンプが趣味でもあるんですが、次の日が休みであれば仕事終わりに準備していた道具を持ってキャンプに泊まりで行くことも可能
実際二連休ではないけど、自由に遊べる時間があるのは本当にうれしい
午前中で仕事が終わるので実質2連休のように活用しています
シフトの関係上連休を取るのは難しいですが、申請すればしっかりと希望休を取ることもできます
お休みについてはアルバイト時代よりも自由度は減りましたが、自由時間は確実に増えています
転職して変わったこと:勤務内容
アルバイト時代はファミレスでの調理が主な仕事内容でしたが、病院での調理は大量調理
いわゆる給食調理に分類されます
料理に気を使うという点では大量調理も個別にオーダーが入って料理作るのも変わりませんが、大量調理の場合は美味しく作るのにちょっと工夫が必要になってきます
私が勤めている現場では明確になった調理マニュアルなどがないので、調理師ごとの料理に対する知識やアドリブが要求されます
料理名と材料と分量が書いてあるメモがあるだけ
禁食やアレルギーに対してのアドリブは特に必要になりますので、仕事をしているうちにどんどん新しい栄養、食材、大量調理に対しての知識が増えていきました
禁食、アレルギー食は体調に応じて食べれない食材、料理が献立に出たときに別の食事を提供するための区分のような物、特にアレルギー食は調味料などの成分まで配慮します
入院患者さんの人数に合わせて大まかな調理量がきまっているので、一気に大量に作って盛り付けて~といった仕事内容になります
なので、昼の作業が終われば後に残る業務は掃除、後片付けくらい
時間がズレたピークなどなく、通常の飲食店のようなお客さん主体のピークもないので残業は全く発生しません
余談になりますが経歴も、ファミレスで8年バイトして働いた調理師の経歴から、病院勤務の調理師に変わりました
経歴が変わったのは次の転職に有利になるので、転職して良かったポイントです
転職して変わったこと:自由時間
残業も無くお昼の12時で仕事が終わるので、多少くたびれていても家事が行えます
ゲームすることもできますし、映画みたりyoutubeみて暇つぶしすることも可能です
転職して変わったこと:労働時間でも記載しましたが、キャンプに行ったり休みの友達と遊んだりといろいろ自由にさせてもらっています
私がブログを始めてみようと思った切っ掛けも、昼に家へ帰って来てもやることがなくて暇だからでした
お金もそこまでかからない趣味として、楽しめそうだと感じたからです
転職してから、自由時間を満喫した充実生活をしていると感じておりまっす
転職直後の悩み
転職した直後はそこそこ悩みも出てきました
慣れない早朝勤務で精神的にはストレスは感じてなかったんですが、体がストレスを感じていたようで蕁麻疹がでたり
居心地のよかった慣れた環境から一遍して、新人として初めからのスタート
覚えることは多いし、慣れない作業にストレスも溜まりました
だいたい慣れるまでに3か月くらい必要だったとおもいます
以前の居酒屋就職の時の経験もあって、合わなかったらすぐやめて次探そうの精神で仕事してたので基本的にはストレスはたまりませんでした
悩みも出たけど、合わなかったら次があるの精神で転職してよかったと思っています
合わなかったら次があるの精神
人間そりが合う合わないは絶対でてきます
一緒に働くうちに意気投合なんてこともありますが、基本的に第一印象が悪いとだいたい引きずってしまい苦手意識が発生します
一緒に働く人がイヤな人間であることほどの苦痛はありません
最悪です
飲食業の仕事は世間にはたくさんあるし、調理師免許を持っていればだいたい面接で合格できます
それくらい飲食店は人が辞めやすい職種です
逆に言えば人手不足なことが多いのでどこも入りやすいとも言えます
なので合わなかったら次がある の精神で今日も仕事を続けています
いつでも辞められると思えば転職時の不安な気持ちはかなり解消されますよ
まとめ
転職をきっかけにブラックアルバイターから、手に職をしっかりと持っている病院調理師に私はなることができました
ワナロの転職してよかったことまとめ
- 給料アップ
- 自由時間が増えた
- 残業はほぼゼロ
- 朝~昼の勤務なので午後からフリータイム
自分の場合はアルバイトを8年も続けていたわけですが、バイトを辞めるのも続けるのも本人の意思しだい
私は辞めようと決心してブラックアルバイターから脱却することができました
この記事を読んでいて今現在アルバイトを続けててもいいのか……?などの悩みや不安を抱えている人がいるのであれば私は間違いなく転職をおすすめします
転職しようと思ったらまずは、自分に合った職場を探してみてはどうでしょうか
世の中仕事はいっぱいありますし、求人募集も入ってくる人材もいっぱいいます
従業員一人辞めた程度でつぶれる職場なんてそうそうありません、どうにかして仕事を回すものですし今転職を考えていて、現在の環境を変えたいと思っているなら
それはあなた次第です
今回のお話は以上!
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