大体のお家にある部屋から外へアクセスできるベランダ
ベランダのような省スペースでも楽しく家庭菜園が可能って知ってますか!?
今回は我が家のベランダ家庭菜園とベランダで家庭菜園をするメリットを紹介していきたいと思います
この記事を見たら挑戦してみようかな!って気持ちになるはずですので、よろしければ最後まで読んでいただけると嬉しいです
料理人歴14年の手抜き調理師ワナロです、市販の調味料や冷凍食品を利用して最大限楽をして美味しい料理を夕飯で出すための努力をしています
毎日夕飯を作る人が少しでも楽になればと考えて記事を書いてます!
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ベランダで家庭菜園をするには
まずは場所
ベランダスペースがある程度確保できれば小さいハーブくらいなら全然育てられます
- 日当たりはどうか?
- 排水溝を確認
植物を育てる上で重要な日当たりをまずは調べてみましょう!
朝から日が当たり始める時間~日陰になる時間帯、西日は当たるかどうか?などなど
植物を育てるなら日当たりは重要!
ベランダの日当たりで育てる野菜が変わってきます!
トマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどなど
ニラ、ミツバ、パセリ、大葉、リーフレタスなどなど
日当たりがかなりよければトマトやナスなどの日光大好きな夏野菜なんかも育てられます
逆に日当たりがよくないのであれば、大葉やハーブなど日陰でもよく育つ植物がオススメです
次に排水溝!
ベランダにはたいていの場合雨水を逃がす排水溝などがあるはずです
排水部分に土や枯れ葉が溜まってしまうと、ベランダが水浸しになる危険もあります!
ベランダ菜園をするなら排水部分はこまめにチェックしてゴミが溜まってきてたら掃除しましょう!
- 野菜を育てる入れ物(鉢やプランター)
- 土になるもの
- 野菜のタネ、野菜の苗
- ジョウロ、水差し
ベランダ向けの鉢植え
野菜を育てるならプランターや鉢は必須級!
ペットボトルや牛乳パックでも育てられますが結局耐久性が低いのであまりオススメできません
作る手間もありますので……
個人的にはフェルトタイプのプランターは使わない時は畳んで収納できるし、通気性もよく植物がよく育ちます
- 通気性、排水性がいいので鉢底石がいらない、同時に植物の成長がよい
- 使わないときは畳んでしまっておける
サイズなども色々あるので通販サイトやホームセンターなどで吟味してみてください!
ベランダ家庭菜園向けの土
次は土になるもの
我が家ではホームセンターで買っている土を使っていますが、ベランダで家庭菜園をまず初めてみるのであれば、燃えるゴミで出せる土がオススメです
- 軽い
- 水で土の状態に戻すタイプのものもある
- 古い土を捨てて新しい土を使うことができるので、土の再生作業が必要なくなる
この古い土の再生作業がなかなか面倒でして、虫の除去や根っこの除去なんかをしないとなんです
さらに土の偏った栄養や酸度を元に戻すために土の再生材や元肥を入れないとダメなので、何鉢か小さなプランターなどで野菜を育てるのを考えると毎年土を捨てて入れ替える方がだいぶ楽ですヨ
とりあえず入れ物と土と育てる野菜があれば育てられるかな!
水やりはコップなんかでも出来るね、回数多くて面倒になるけど
ベランダ家庭菜園の注意点
日当たりとベランダの耐荷重性が重要です
ベランダの耐荷重があまりないと、大量に野菜などは育てられないと思ってください
日当たりが悪いと日光が好きな植物は育ちませんし、植物を育てると虫も寄ってきます
釣り下げたり、壁掛けで育てる場合は地震や台風への対策も必要になりますね
- ベランダの耐荷重
- ベランダの日当たり
- お隣さんへの配慮
- 台風や地震での落下や転倒への備え
ベランダの耐荷重
ベランダの耐荷重がないと最悪の場合ベランダの破損や大けがに繋がります
ベランダを庭みたいにしたいのであれば、しっかりと調べておきましょう
我が家のベランダはとりあえず耐荷重はけっこうあるみたいなので色々育てられています!
日当たり
日当たりの理想は東側にベランダが面していれば大抵の植物は育てられますね
逆に西側にベランダがあると朝日が当たらずに夕暮れ時に西日が当たって野菜が日焼けしてしまうことも……
西側のベランダでしたら日陰でも育てやすい野菜を育てるなどで対処していきましょう
ニラ、ミツバ、パセリ、大葉、リーフレタスなどなど
ベランダの塀が高い場合も日当たりが悪くなる要因になるんですが、対処法としてはラティスを設置したり、花台を置いて高さを稼いで日光が当たるようにしています
ベランダの中でも日当たりの良し悪しが出てくるので、場所によって育てる植物を変えてみましょう!
お隣さんへの配慮
マンション住まいのベランダだったりすると、地続きで繋がってしまいますのでお隣さんへの配慮は必ずしましょう!
植物を育てると虫が寄ってくるので、その虫がお隣に行ってしまった場合などは隣人トラブルになる可能性もあります
生ごみになるような物、臭いが強い肥料、枯れ葉や土がお隣の家や部屋に行かないように工夫して配慮しましょう!
あとこれ大事な事なので、かなり強調して言いますが、マンションやアパートの人は絶対に避難経路を塞ぐようなレイアウトはしないでください!!
- 生ごみになるような物→袋に入れて家のゴミ箱へ
- 臭いが強い肥料→比較的臭いがない化成肥料や液体肥料を使うようにする
- 枯れ葉→こまめに育てている植物をみて枯れ葉は掃除
- 土→乾燥して舞い上がってしまうので敷き藁やバークチップなどで土をカバー
有機肥料などは結構臭いますし、真夏の猛暑は簡単に生ごみを腐らせます
枯れ葉も結構出ますし、土も乾燥して風が強いと舞い上がりますので、対処は必須!
地震や台風に対する備え
鉢植えが高い場所から落下したら相当な衝撃と破壊力がありますので、絶対に下の階に落下などしないようにしてください!!!
台風のような強風で、育てている野菜が倒れる程度ならまだ大丈夫ですが、お隣に自分の家の物が飛んで行って器物損壊になんてなったら家庭菜園を楽しむどころではありません
- 落下予防→下の階に落ちない場所で育てる、しっかりと固定できるものは固定する
- 強風対策→風が強い日はあえて鉢を倒しておいたり、軽い物は家の中にしまってしまう
小さい鉢植えであれば、家の中にしまってしまうのが一番楽ですね
風が強い日は、背の高い木や野菜は鉢ごとやさしく倒しておくとグッド
あるともっと便利になる!ベランダ家庭菜にお助け道具
- 延長ホース、シャワーヘッド
- 大きなバケツ(10リットルのメモリ付きなど)
- 柄杓
- 剪定ばさみ
延長ホースとシャワーヘッド
まず水やりを楽にするために延長ホースとシャワーヘッドがあると便利です
我が家は庭にある水道から延長ホースで引っ張っています
こんな感じの延長ホースがあると広めのベランダでも水やりが面倒じゃなくなりますね
大きなバケツ(10リットルのメモリ付きなど)
大きなバケツはあって損がないです!
我が家のベランダ家庭菜園では1週間~2週間に1回くらい液体肥料を水やりタイミングであげています
水で薄めるタイプの液体肥料が安くて効果も早いので使っているんですが、薄めるときの希釈が500倍とか1000倍なのでメモリ付きの方が計算がしやすいって感じです
10リットルのバケツで500倍ならキャップ1杯、1000倍ならキャップ半分という感じで使えます
柄杓
柄杓があると水やりが楽になります
あとは肥料を入れたバケツから水をすくって水差しに移したりした使い方
木製の伝統工芸品のようなものは高いので、プラスチック製の安い園芸用でOKです!
シャワーでバケツに水をためて溜まってきたら柄杓で水をすくって鉢に水やりをする、というような使い方が個人的にオススメ
剪定ばさみ
ハサミは錆びにくい製品がオススメ
私の場合は雨に当たらない場所に壁掛けの道具入れをひっかけてハサミや鎌などを一括で収納してます
一緒にピンセットや、人工授粉用の耳かきもひっかけてます
屋外で使ってると結構すぐに錆びてきます、雨にあたらなくても湿度で結構さびるので、もともと錆びにくいハサミを最初に選んでしまうのがオススメ!
家計を助けるオススメ家庭菜園の野菜達
うちのベランダで実際育てた野菜たちをご紹介します
比較的簡単に育てられて失敗しない、苗を購入して育てる事をオススメします
ズボラな私でも簡単に育てられる野菜でしたので、入門にはピッタリだと思います
ミニトマト
- 鉢は高さと深さが30cmくらいで
- 植え付け時期は4月~5月くらい
- 栽培は結構簡単
割と簡単に育てられるのに、果実が結構取れてコスパのいい野菜です!
ただし脇芽を取ったりしないとジャングルになるので注意が必要
害虫もあんまり寄ってこないのもオススメポイント!
原肥の入った土で育てるのなら追加で肥料はあげなくても問題ないくらい自分で勝手に育って実ってくれます
一緒に収穫した野菜と一緒にサラダにしたり、たくさん取れたらドライトマトにして保存したりもできます!
大葉
- ある程度小さなプランターや鉢でも育つ(画像のは大きいコンテナで育てた物)
- 種まきは5月頃、苗の植え付けであれば5月~6月頃
- 栽培は超簡単
超便利野菜!
簡単に育てられて丈夫で収穫期間はかなり長く、5月~10月くらいまで取れます
意外と害虫が付くのでそこは注意が必要
お刺身との相性は最高!
素麺の薬味、天ぷら、飾り 和食系統でなんでも使えます
肥料はほとんど必要ないですが、水やりは多めに!
直射日光で葉っぱが固くなるので、夏の間は朝日が当たって日陰の時間が多い場所で育てましょう
パセリ
- 小さめのプランターや鉢でも大丈夫
- 4月~5月頃が苗の植え付け時期
- 栽培は大葉と同じくらい簡単
育てるのも結構簡単で、スーパーなどで買うと結構高いので家庭菜園でかなりオススメ
サラダやスープ、揚げ物や肉料理の付け合わせで彩りになってくれます
私のオススメはサラダ!
適当に千切ってレタスやタマネギと和えるだけで、独特の苦みと香りがクセになります
料理の飾りになりがちのパセリですが、生のパセリのアクセントは一度食べたら病みつきになります
ミョウガ
- 大き目のプランターで深さがあるモノがよい
- 植え付け時期は地下茎を購入して2月~3月頃
- 比較的簡単で日陰でも育ちますが、乾燥に弱いので土が乾かないように注意
薬味として重宝される野菜、スーパーで買うと結構高いです
大き目のプランターで育てないと量が取れないので、ベランダ向きではないかもしれませんが、コスパがいいので紹介します
植えたら枯れない限り毎年出てきます(我が家のは植え付けてから6年目のミョウガ)
薬味として利用したり、味噌汁の具にすることが多いですね
葉の部分はきれいな部分をもぎ取って、焼き魚の飾りにしたりして使っています
花が生えてしまったミョウガは天ぷらにすると美味しく頂けますよ
ひややっこの薬味にするのもオススメ
つるなしインゲン
- プランターのサイズは幅30cmくらいで深型
- 種を4月頃から植え付けでOK
- 栽培する場所は日向で育てましょう
煮物、和え物、付け合わせ、炒め物と色々使えます!
中華、洋食、和食と料理のジャンルも問わない万能野菜です
写真のインゲンは、つるなし品種で2株植えただけで結構な量がとれました
インゲンを使った料理の定番のゴマ和えや、天ぷらにして頂きました
取れたてインゲンは甘味がつよくて、とっても美味しいです!
成長速度も結構早くて収穫量も多いのでベランダ家庭菜園にオススメです
ハーブ等(ミント、ローズマリー、タイム)
- 小さめの鉢植えでOK
- 春頃に苗を植えて育てます
- 強い日差しや酷暑に弱いので、涼しい日陰で育てましょう
乾燥ハーブとしてスーパーなどでも購入できますが、生のハーブは香りが一味ちがいます!
水とすこしの日光があれば、育つので家庭菜園の入門にピッタリです
大量に利用する事もないので、小さい鉢植えでコンパクトに育てましょう
ミントは飲み物に入れたり、お菓子の飾り付けなどに
ローズマリーやタイムは西洋料理の香り付けや、いろどりに使えます
イチゴ
- そんなに大きな鉢じゃなくてもOK
- 植え付け時期は苗を購入してきて3月~4月頃
- 半日陰くらいでも育ってくれます
定番果物のイチゴもベランダで育てることが可能です
イチゴの香りがアリやナメクジを引き寄せやすいので、我が家では吊り下げたりして育てています
色々な品種があって赤やピンクの花を付けるイチゴもホームセンターなどで販売してます
イチゴには四季なり品種と一期なり品種があって、一期なり品種の方が味がイイです
四季なり品種は春~夏にかけて実を付けてくれるので、長期で楽しめるメリットがありますね
品種によっては酸味が強くて甘味が少ないものもあるので、そんなイチゴが取れてしまった時はサラダに使ったりしてます
リーフレタス等
- 中型プランター以下くらいで大丈夫です
- 植え時期は初春頃
- 半日陰くらいでもしっかり育ってくれます
適当に育てても、割と大丈夫です
涼しい環境で、土が乾燥してきたら水やりをするくらいでOK
比較的害虫は付きにくいですが、蛾の幼虫などが居つくとあっという間に全滅しますので注意が必要
植え付けている株ごと収穫するのではなく、外側の葉を2~3枚収穫して利用すると長い間楽しめます
レタスは育てやすいし、使い勝手も良いのでとてもオススメ!
3株ほどあれば1週間に1回はサラダが食べられます
まとめ
畑や庭がなくても家庭菜園ができる、ベランダ菜園についてまとめてみました!
今回紹介した野菜達は比較的簡単にベランダで育てられる野菜をピックアップしてみましたが、環境や園芸に慣れてくればもっといろいろな野菜を育てることも可能です
最初に必要な道具なども多いですが、小さなスペースで自分だけの菜園を営むのはとても楽しいです
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