夕飯にお刺身を出すのは手抜きになってしまうのだろうか?
結論を言えば作る側からすると手抜きにはなりますが、食べる側からすると手抜きにはならないです
毎週我が家には魚屋さんが車で売り込みにきてくれます
うちの場合は魚屋さんから20年くらい買い続けてるわね
ですので、毎週1回はお刺身が献立にならびます!
最近はサカナDIYなども活用してるのでお刺身が出る比率がさらにあがりました
作る側からしたら手抜きと言ってもいい夕飯にすぐに出せるお刺身
そんなお刺身をメインに添えた献立についての記事です
- お刺身の利点
- お刺身は手抜きではない
- 我が家の献立
料理人歴14年の手抜き調理師ワナロです、市販の調味料や冷凍食品を利用して最大限楽をして美味しい料理を夕飯で出すための努力をしています
毎日夕飯を作る人が少しでも楽になればと考えて記事を書いてます!
なお当サイト、ページにはアフィリエイトのPR等もさせていただいています!
- 祖父祖母:めっちゃ早い時間でご飯食べる
- 父:酒飲み、適当に自分でおつまみ買ってくることがある
- 兄(オチャ):仕事で鮮魚担当だから魚めっちゃ買ってくる
- 母(アツノ):一緒に夕飯作ったりする人、肉が嫌いで魚と野菜が好き
- ワナロ(私):朝3時から仕事にでて12時には家に帰ってくる夕飯担当
お刺身の利点について
- 切るだけ、もしくは盛り付けるだけ
- 魚肉なので非常にヘルシー
- ちょっと豪勢に見える
お刺身のサクなんかを買ってくるなら非常に楽な料理です
すでに切ってあり、ツマなどで盛り付けられているパッケージもあります
盛り付けに関していえば大葉(青紫蘇)があればとりあえず見える見た目になります!
シソは簡単に栽培もできるのでプランターなんかで薬味用に育てておくと便利!
盛り付けを行うだけで終わる料理ですので週に1回ほどお魚が嫌いでなければ出してみては?
しかし難易度の高いお刺身もあります
下処理していない小~中サイズのサカナでお刺身をしようとすると非常に調理難易度があがります!
アジ、メバル、イワシなどなど
アジなどでも天然の冷凍していないようなものはアニサキスの危険があります
リスクを避けるならばお刺身として売っている魚を買うことをオススメ!
安全に美味しく旬のお魚を食べましょう!
↓厚生労働省からの注意喚起↓
アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。
アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html
引用した厚生労働省のリンクに記載がありますが
アニサキス食中毒の症状は激しい腹痛や嘔吐など
マグロのお刺身はスーパーなどに出回っているものは、冷凍されているものを利用使用しているのでアニサキスの心配はありません
マグロのサクなんかはちょっとした下処理を行うことで非常に美味しくなります
youtubeに参考になりそう動画がありましたので、参考にしてみてください
魚肉だから非常にヘルシー
魚肉だからね非常にヘルシー
暑い夏にはピッタリの料理だぜ!
夏場は作る側からしてもコンロの熱に嫌気がさします
出来るだけコンロの前に立っていたくない・・・
刺身は調理で火を使わないので料理する側からすると非常にありがたい!
そんな料理する側のメリットいっぱいの刺身ですが、食べる側にもメリットがあります
魚の油は不飽和脂肪酸という油、対して獣肉類の油は飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸はオメガ3系脂肪酸に分類されていて青魚などに含まれるDHAやEPAがオメガ3脂肪酸に分類されています
- 血液サラサラ
- 動脈硬化予防
- コレステロール低下
EPAやDHAは脂肪を燃やすベージュ細胞に働きかける効果があることが判明しています
食べるものを意識して、色々食べることの大切さがわかりますね!
しかしEPAやDHAは加熱を加えることで酸化して減少してしまいます
そこでお刺身が効果的なんです!
魚を生食することによって脂肪酸を酸化させずに体内に摂取することができます
高たんぱく、低脂質かつ高品質の油を含むマグロのお刺身はダイエットに対して非常に優秀
- マグロ
- サンマ
- サバ
- サーモン
- イワシ
イワシやマグロはお刺身でも食べやすいですね
サバはシメサバであれば比較的安全に食べれます
サーモンもスモークサーモンを買ってきてサラダなどにすれば手軽に取ることもできます
揚げ物や炒め物では油を利用しますが、お刺身はそのまま出すだけなので調味料でカロリーが増えることを気にする必要がありません
主食によく利用される肉類とマグロを使って比較してみました
100gあたり | たんぱく質 | 脂質 |
キハダマグロ赤身 | 24g | 0.4g |
牛肩肉 | 19g | 11g |
鶏もも肉 | 25g | 13g |
豚ロース肉 | 23g | 4.6g |
脂質がぶっちぎりで低く、たんぱく質量もかなり高めです
オメガ3脂肪酸にはダイエット効果もあります
脂質も食事で重要ですので高品質の油を取りたいですね
お刺身は手抜きではない
夕飯を用意、提供してる時点で手抜きではないです
用意する側からしたら手抜きだけど、食べる側から言われたくないよね
- 夕飯の献立を考えてる時点で手抜きではない
- お皿に移し替えたりすることも
夕飯の献立を考えるときにお刺身をメインに据えた副菜も考えたりします
パッケージのまま出すのはさすがに寂しいのでお皿にキレイに盛り付けたりしますしね
ツイッターなどでも手抜きと称してますが、きれいに盛り付けてます
きれいに盛り付けてしまえば手抜きではない!
なんならパッケージのままでもキレイにもりつけられています
やっぱり料理する側からすると、調理に手をださないお刺身は手抜き認識になるね
食欲のわかないような盛り付けにならなければ、いいと思うけどね
我が家の献立
というわけでお刺身をメインにした夕飯の献立
6品と1汁で、おかず多めだね
お刺身をメインで出すときは物足りなさ軽減をするといいです
- 玉子焼き
- 冷ややっこ
- 簡単な焼き物
- 買ってきたお惣菜
玉子焼きはサッと作れますし、冷ややっこも簡単に出すことができます
買ってきたお惣菜を出せば面倒な揚げ物や焼き物も回避できます!
- お刺身の盛り合わせ
- とりわけ式冷ややっこ
- きんぴらごぼう
- 明太高菜
- 数の子の粕漬け
- ナスと油揚げのお味噌汁
- 焼きもろこし
お刺身の盛り合わせ
魚屋さんで買ったマグロの切り落としと、サカナDIYで届いたアオリイカを盛り付けました
上の素材を大葉を飾り付けた皿に切って盛り付けるだけ!
非常にお手軽です
- 盛り付けるだけ
- 盛り付けをして冷蔵庫にいれて食べる時間になったら出すだけ
マグロの赤身で低脂質、高たんぱくを摂取!
とりわけ式冷ややっこ
豆腐を1人前くらいのサイズで切って大き目の器に冷ややっことして盛り付ける
あとは食べたい人が取り分けざらに勝手に取って食べてもらう方式です
- 一人1個で用意しないので手間が省ける
- 調理の最初に作って冷蔵庫に入れておけばすぐに出せます
豆腐も優秀なたんぱく源になります、価格も安いので日常的に取り入れて行きたいですね
きんぴらごぼう
冷凍で売ってるささがきごぼうを利用して作ったきんぴらごぼうです
ごぼうを洗う必要なし、あく抜き必要なし、切る必要なしで使える優秀な冷凍ストックです
- 冷凍ストックのごぼうを使っている
- 調味料もすき焼きのタレで味付けをしたのみ!
食物繊維が豊富に含まれるので食事のかさましになります
最初に食べることで血糖値の上昇をゆるやかに!
明太高菜と数の子の粕漬け
お漬物、箸休め、味変用で出しています
色々な味の食べ物を食べることで食事満足度が上がり、結果的に、食べ過ぎの予防につながっていきます!
毎食手を出されない可能性があっても漬物系は和食の献立で必ず出してます
- 買ってきた物そのまま出してます
- 消費しきれない時は次の日も出てきます(日持ちするので)
漬物や小鉢物を夕飯に出すことで食べすぎの予防と食事満足度上昇に!
ナスと油揚げの味噌汁
今回の汁物はナスと油揚げで
冷蔵庫の残り物を利用して味噌汁はよく作っています
インスタントでもいいから汁物取り入れると食事の満足度がグッっと上がります
- インスタントでもOK
- 冷蔵庫のあまり物野菜を見て汁は作ってしまえばOK
汁物は食事の吸収率をあげたり、飲み込みにくい食事があったときに流し込めます
味噌汁をよく使うのは日ごろから味噌を体に取り入れたいので!
ちなみに味噌は医者殺しと言われるほど体にいいです!
やきもろこし
温めたトウモロコシに醤油をまぶして魚焼きグリルで焼いただけです
デザートやおまけの1品感覚で出しました
- 醤油をまぶして魚焼きグリルで焼いただけ
簡単でめちゃめちゃ美味しかったので、生のとうもろこしは我が家では基本コレになりそうです
糖質高めなので1人前は、半分の量でセーブしてます
まとめ
手抜きだの言われやすいお刺身ですが
献立をしっかりと立てて料理として出してるのであれば、まったく手抜きではありません
料理する側の認識としては手抜き料理で間違いないかと思いますが、栄養面や味を見ても満足度の高い夕飯になります
我が家の献立でも毎週出るので、是非夕飯の献立に迷ったときはお刺身をチョイスしてみてはいかがでしょうか!
我が家の献立が夕飯を作る誰かの役に立てれば幸いです!
コメント